Alpair6v2 Metal
解説
名器と評価を頂いた初代Alpair6をどう改善するかについては、様々な試行がありました。コーンのプロファイル、ボイスコイル、ダンパーと全て再設計となり特にその繊細な表現再生力が大幅に改善しました。
ニアフィールドで音楽を美しく鳴らすために、聴感上大変重要なBTTR(British Telecom's Telephonic Renge (400hz
~7500hz))音域の音作りを重視したドライバーで、音の芯の表現力をを大切にしたユニットに仕上がっています。 精度の高いアルミ・マグネシューム合金を純銅ワイヤーのコイルでドライブして、音色とフラットレスポンスでニアフィールドを狙っています。
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新設計のCopperwireボイスコイル
Alpair6 のVCはメタル用(6M)ペーパー用(6P)と2種類全く別の設計がされています。Alpair6Mでは純度の高いCopperワイヤーと徹底的に軽量化した極めて薄いボビンを使用しています。 Alpair6の伝統の中域のを継承してスムーズにフラットに伸びた高域とサイズからは想像できない低域。そして旧モデルより格段に向上した、楽器のセパレーション。これらを作り出すCopperコイルの美しい音色を楽しんでください。
Alpair6v2MはDuo60のドライバーに採用されています。
Alpairシリーズで最も柔らかいフロントサスペンションです。そのアッセンブル工程については工場のメンバーが"薄すぎるエッジ”を敬遠するという代物です。
駆動部とをつなぐダンバーと合わせた物理抵抗値が非常に低いためにAlpair6v2Pと共に周波数特性には出てこない微細信号の再生能力が最も高いモデルです。
T/Sパラメーター
- Revc= 3.75 Ohm
- Fo= 65.296 Hz
- Sd= 36.320 cm?
- Vas= 3.651 Ltr
- Cms= 1.949m M/N
- Mmd= 2.922m Kgs
- Mms= 3.048 g
- BL= 3.169 T/M
- Qms= 2.093
- Qes= 0.467
- Qts= 0.382
- Levc= 88.430u H
- No= 0.210 %
- SPLo= 85.249 dB
- Power= 15 watts Nom.
- X-max= 3.4-mm (1 way)